薄いブログ 〜全てが薄い〜

だいたい酔った勢いで書いてる

自分が住むための家を絶対に買わない理由

20代後半になってくると結婚やら自宅の購入やら、

人生の一大イベントが増えてきますね。

 

僕は26歳の誕生日に家を帰って賃貸経営を始めたので

知り合いから「自分が住むための家を買うべきか?」と

相談される事が多々あります。

 

が、僕の結論はいつでもコレです。

 

「絶対に自分の家を買ってはいけない」

 

理由は以下3点です:

 

①資産を増やすチャンスが消滅する

②日本の不動産の価値はいつ暴落してもおかしくない

③隣にサイコパスが住んでても移動できない

 

 

①資産を増やすチャンスが消滅する

資産は多いに越したことはありません。

しかし僕が今まで会ってきた方々の資産運用状況は、こんな割合です。

 

90% -> 資産運用していない

9% -> 手軽な資産運用しか手を出さない

1% -> 効率的に資産運用をしている

 

 

「手軽な」資産運用に僕が含むのは

株、債権、REIT、私的年金、などなど。

 

要はパソコンか電話さえあれば始められる系ですね。

が、誰でも始められる運用は当然ながら投資利回りが低いものです。

例えば株の高配当銘柄ですら、利回りは3%程度でしょう。

 

対して不動産投資はどうでしょうか?

 

例えば・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

100万円を自己資金から出して、900万円を銀行から借りて、

1000万円の物件を購入して、年間100万円の家賃収入があったとします。

借入金の返済は年間50万円だとしましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

毎年50万円の利益が生まれるわけですから、自己資金に対する利回りは50%です。

つまり自分が投下したお金は2年で元が取れる。

不動産投資は株に対してROIが圧倒的に高いんですね。

 

正直、これほど堅実に資産が増える投資は無いと考えています。

僕は小学生の頃から株取引を始めました。

まぁ儲かりません。

 

皆がお年玉でベイブレードを買っているのに

僕は大半を株でスってるわけですから

まぁ悔しかったです。

 

センスとかテクニックとか色々言われますが、

それはデイトレーダーの世界。

ちょろりと相場を見てたまに買う、程度の人であれば

成否を分けるのは運以外に無いと考えてください。博打です。

 

そもそも日本株は割高なので魅力がありません。

と、これはまた別の話に脱線してしまうのでさておき・・・

 

よく「不動産を買った」と話すと

「地震の時が〜」「もし家が潰れたら借金が〜」とか言われますが

見ず知らずの会社に自分のお金を投下するより

よほどリスクは低いと思うんですよね。

 

流通している物件だけを見回しても

築50年超えの物件なんていくらでもありますが

50年も潰れずに残る会社なんて、そうそうありません。

 

社長がセクハラをすれば株価は落ちる、

どこぞの国が関税をかければ株価は落ちる、

検査不正が発覚すれば株価は落ちる。

 

予測しようのない外的要因で価値が暴落し、

かつ価値の源泉(会社自体)が50年存続することすら稀。

 

こんなリスキーなものより不動産の方がよほど予測しやすいし、

利益率も圧倒的に高い。一度借り手がつけば特に何かをする必要も無いので、

僕は不動産投資を好んでいます。

唯一「始めるまでのハードルが高い」事だけが問題ですね。

 

ただ銀行にお金を塩漬けするのは勿体無いので、

個人所有者の割合が圧倒的に高いゆえに値動きしにくく、

かつ高配当を維持する半官半民の株は一時的な資金退避先としてよく使います。

信金中央金庫とか抜群に安定しています。

 

というわけで僕が常々知り合いに言っていることですが

 

せっかく「若い」という抜群の融資属性を持っているのだから

それを存分に活かせる方法を取りましょう。

 

むしろマイホームを買うと銀行からお金が借りにくくなるので

不動産投資は出来なくなる、と考えた方が良いです。

 

マイホームの借金返済の方が賃貸より安上がり、

なんて理由は小銭レベルの得を取って大金を捨てているような話です。

 

床に財布の中身をぶちまけてしまった時に

1円玉から先に拾って1万円札を風に飛ばされているようなものです。

先に1万円札を取れー!思うわけです。

 

重ねて言いますが、自分が住む用の家は絶対に買わない方がいい

 

あと、不動産投資で高い利ざやを稼げるのは今だけです。

 

その理由が:

 

 

②日本の不動産の価値はいつ暴落してもおかしくない

日本の不動産市場は異常なほど「新築主義」で

国内で流通する不動産のうち9割が「新築」です

 

å³è¡¨1ãå½ãå¬è¡¨ãã¦ããæ¢å­ä½å®æµéã·ã§ã¢ã®å½éæ¯è¼

http://www.fudousan.or.jp/market/1504/04_01.html

 

 

また、空き家率の高さも気になります。

 

下の図を見ると日本全体を巻き込んだ壮大なギャグだとしか思えないのですが

人口は横ばい、空き家率は上昇しているのに、新規着工は増え続ける、

という異常事態が続いています。

 

これまで空き家は固定資産税の軽減に繋がったため持ち主に放置されてきましたが

そんな状況は法改正でコロリと変わります。

 

f:id:shun10982:20180606082321p:plain

https://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2017/pdf/forum254.pdf

 

戦後の住宅不足や雇用創出、国としての資金繰り等

様々な要因によって支えられた新築神話ですが

国民平均世帯収入すら横ばいの現状、

少しでも安い物件が手に入るなら飛びつく人は多いでしょう。

 

ちなみに僕が貸している物件も築古のリノベ物件です。

多少古くても、安くて中が綺麗なら構わない方が増えると考えているからです。

 

あと新築は住宅ローンが出るので「自宅用」の方々と競合しますが

35年を超える物件は審査で足切りされるので

「投資用」の方々としか競合せず、割安で仕入れられます。

 

むしろ新築物件はモデルルームや販促など、

物件の価値と無関係な費用を負担させられるので

未だになぜ人が新築物件を買うのか理解できません。

 

買うなら絶対に築古物件をオススメします。

 

そんな「中古物件」「空き家」が流通し始めたらどうなるか。

不動産価格は、当然暴落します。

 

だから流通が抑えられている今のうちに始めた方が良い、と思うわけです。

暴落が始まるタイミングで買ってしまうと悲惨ですが。

 

ここまでが資産運用上の理由です。

 

 

③隣にサイコパスが住んでても移動できない

これは資産運用というより好みかもしれませんが

家を買ったらそう簡単には引っ越せません。

購入から5年以内に売却すると短期譲渡所得の対象となり、

税金は最低でも2倍かかります。

 

だから隣にサイコパスが住んでても5年は近所付き合いする必要があります。

絶対イヤです。だから僕は自宅用の家は絶対に買いません。

理解を阻害する「名前」とかいう道具について

「名前」が物事の理解を妨げているなぁ、と感じる事が多々あります。

 

例えば「ブロックチェーンってなに?」みたいな話をする際

 

「承認済みのトランザクションを繋げて

 中央管理不在、かつ改ざん不可能にする仕組みだよ」

 

みたいな説明を受けた時、

ブロックチェーンを理解するうえでいくつもの「名前」が理解を妨げています。

 

 

名前は情報量を犠牲にしている

名前、は二者間にある認識ズレをすり合わせる便利な道具ですが、

そもそも何のために「名前」という道具を使うのか?

 

個人的には「情報量を多少犠牲にするが、伝達スピードを上げるため」

だと考えています。

 

例えば「この動物園にはどんな動物がいますか?」と質問されて

「体長は成獣で5m程度、灰色の肌、長い鼻、異常に発達した切歯を持つ。

 四足歩行、草食でパオーン!みたいな音で鳴く哺乳類が居ます」

とか答えるのシンドイですよね。

 

次の人が同じ質問をしてきたら、また同じ説明を繰り返すわけですから。

「体長は成獣で5m程度、灰色の肌・・・」みたいな。

それが面倒臭いからゾウという名前を使うわけです。

 

問題は、ゾウという「名前」を使いすぎると

一部の情報が失われる可能性があることです。

 

例えば「象牙は、異常に発達した切歯である」という事実は

ゾウを分類する大切な情報だったにも関わらず、

いつの間にか「ゾウは何か知ってるけど、象牙が切歯だとは知らなかった」

という人が出てくる可能性があります。

 

これって不思議な状態ですよね。

みんな「ゾウは何か知ってる」にも関わらず、

ゾウに関する一部の情報を知らない状態にあるわけです。

 

いわば「知っているつもり」の状態です。

「名前」は情報伝達速度を上げるために情報量を犠牲にしているので

名前を理解して事象を理解したつもりになると、大きな勘違いをします。

 

「君には来期からマーケティングをやってもらおうと思っている」

とか言われても、ぶっちゃけ何をやるのか欠片も分からないですよね。

マーケティング、という名前に情報が隠されています。

 

「弊社はグローバルリーディングカンパニーを目指す」

とか言われても、ぶっちゃけ何をやるのか欠片も分からないですよね。

グローバルリーディングカンパニー、という名前に情報が隠されています。

 

何かを説明する時にやたらと「名前」を使う人は

多分自分でも何を言っているのか分かっていません。

 

「リード獲得からのナーチャリング期間にKPIを設定することで

 中長期的な視野での売上増加に向けた仕込みを行いましょう」

 

とか言ってる人は間違いなく頭の中がハリケーンになっています。

 

 

なので自分が何かを理解しているか確認したいときは

 

「名前」を使わずに説明できること

 

これを意識してみるとよいのではないでしょうか。

 

 

ボルダリングアプリを作ろうとした話

突然ですが、去年の10月中頃からボルダリングにハマり始めました。

 

だいたい週3回、毎回4〜5時間程度のペースでジムに通い

ジムの3級課題が登れる程度、

だいたい中級者の壁を叩き始めたあたりで

ランジ(ジャンプして次のホールドを掴む)で思いっきり突き指をして

クライミングはおろか、ズボンのチャックを上げる事もままならない状態です。

 

タイピング速度も全盛期の1/10まで低下し、

仕事に大きく支障をきたし、上司には怒られました。散々です。

ちなみに、この記事はおおむね音声入力で書いてます。

 

ついでに7月からiOSエンジニアとしてデビューしたので

アプリの勉強も兼ねてボルダリングアプリを作っていました。

今回はその話をしようと思います。

 

ちなみにあとで言及しますが、挫折しています。

 

どんなアプリを作ろうと思ったのか

一言で言うとうまくのぼれていることを可視化するアプリです

 

ボルダリングは難易度ごとにコースが分かれていて

基本的には特定のコースを登れたか否か、

このON/OFFでしか自分の腕前が判断できませんた。

 

例えば3級の課題をのぼれたら自分は3級相当の腕前、

3級は登れないけど4級が登れるならだいたい4級の腕前、

みたいな感じです。

 

ところが1級レベルの課題を登っている上級者に話を聞いてみると

「1級を登ってから初段の課題を1つ登れるようになるまでに2年から3年かかった」

とのこと。

 

僕は非常にせっかちなので、

自分が上達しているか2年も定量的に判断できない状態は嫌だなぁ、と感じて

「登り方の巧さをスコア化できないか」

と考えました。

 

 

登り方の巧さを、どうスコア化するのか

ボルダリングがうまい人の登り方を見ていると

とてもスムーズに、なめらかに登っていることがわかります。

 

逆にボルダリングが下手な人の登り方をよく見ると

足腰が左右に大きく振られたり、体が不安定に動き続けていることがわかります。

 

滑らかで、ほぼ静止している状態で登れている状態を

Static(スタティック)

と呼ぶそうです。れっきとしたボルダリング用語で、「静的」という意味ですね。

 

そこでチョークバッグにiPhoneを入れて

「iPhoneの加速度」を測ることで

どれだけスタティックに登れているか測れるのではないか、と考えました。

 

チョークバッグとは

登っていると手に汗を書いて滑りやすくなるので

滑り止めとして「チョーク」を指につけるのですが

このチョークを格納する腰袋を「チョークバッグ」と呼びます。

 

ボルダリングのコースで使う人は稀だと思いますが

外岩とか、長いコースを登る人はほぼ確実に持っているので

これにiPhoneを入れてもらう想定です(チョークで汚れるけど)

 

f:id:shun10982:20180122180531j:plain

ちょうど腰あたりに付けるので

腰の加速度が取れて、スコア計測に向いてそうです。

(腰が一番重いので、ここの動きが登りの巧さに重要という仮説)

 

実際どんな数値が取れるのか

取り急ぎアプリを作って、試しに自分のチョークバッグに入れて実験したところ

こんなデータが取れました。

 

 

f:id:shun10982:20180122180612p:plain

 

スパイク(急な加速度の変化)はわざと壁から飛び降りたシーンです。

すごく簡単なルートだったのでほぼ完璧にスタティックで、

加速度の変化が少ないのがわかります。スコアも高いですね。

 

 

スコアはどうやって計算しているのか

とても悲しいですが、基本は減点方式です。スコア100から開始して

 

・加速度の平均

・スパイクの回数

 

にそれぞれ定数をかけて、100から引き算しています。

なので極端な話「スタート」を押してから机の上に放置していると

余裕で100点が取れます。

正解は沈黙、みたいな状況です。

 

「スパイク」というのは一定値を超える急激な加速度の変化です。

強引に腰を動かすと「スパイク」を検知して、スコアが減点されます。

 

点数に応じてかわいいマスコットが褒めてくれるようにしたくて

「100点だよ!やったね!」

 「3点か。類人猿の恥さらしめ」

みたいなメッセージまでは作ったんですが

画力がない、という致命的な問題に直面して断念しました。

 

気をつけたところ

 

コース毎に上達が分かる

コースを登録しておくと、コース毎のスコアが分かるので

同じコースをずっと挑戦している状態でも、

自分の上達が見えるようにしました。

 

手を使わなくても操作できる

基本的にボルダリング中は手が汚いので、そもそもスマホを触りたくありません。

なので画面を傾けることで画面を移動したり、

振って計測を開始・停止できるようにしました。

 

飛び降りた時の加速は使わない

コースを登りきった後は飛び降りる人が多いのですが

その加速度を拾ってしまうとスコアがだだ下がりするので

終了直前のスパイクはカウントしないようにしています。

 

 

 

問題点

一応アプリとしては形になったんですが

いくつか致命的な問題点があります。

 

 

そこまでやる人が居ない

自分で言うのもアレですが、

趣味レベルとしては相当ストイックにボルダリングに取り組んでいました。

 

食事制限で体重を70kgから65kg、体脂肪率は15% -> 9%まで落とし、

登らない日は足腰の強化のためにランニング+筋トレをしたり、

自分が登るところを動画撮影したり、

ジムのスタッフさんに色々と教えてもらったり、

コンペに参加したり。

 

指を鍛えるためにトイレのドア枠で指懸垂したり、

足裏の感覚を養うために片足でバランスディスクに乗りながら

もう片方の足の指で靴下を掴んでバランスボールに載せるのが日課でした。

 

改めて冷静な目で当時の自分を振り返ると

極めて特殊な性癖を持った人間に近づいていたのが分かります。

 

最終的にはiOSアプリでスタティックの計測を始めたわけですが

ここまでボルダリングをやる人が、ぶっちゃけあんまり居ません。

 

ジムに100人居るとして

 

10人:初段以上に取り組む上級者(スタティック?できて当たり前では)

20人:3級以上に取り組む中〜上級者(あースタティックね、意識してるよ)

50人:ジム経験5回未満の初心者(スタティック?なにそれ?)

20人:今回が初めて(はやく終わって飲みにいきたい)

 

みたいな割合です。

トレーニングの話をすると3割とは話が合い、7割は引かれます。

 

実際ジムに居る人にヒアリングをしてみると

3級前後に挑戦している中級者層が一番このアプリに興味を持ってくれましたが

中級者の中でも「いや、その数値は興味ないわ」みたいな層も多く

感覚派、理論派、みたいな分岐もあるようです。

 

つまり、そもそも欲しい人が居ませんでした。

 

ある程度上手くなると、出来て当たり前になる

アプリが完成した時点で

初段あたりを登ってる人に実際に使ってもらったのですが

全員スコアが94~98くらいしか出ませんでした。

 

上級者にとって簡単なルートでスタティックは出来て当たり前なので

その優劣で技術の巧拙は評価できませんでした。

 

むしろ本当に難しいルートに挑戦している人がオラァ!と飛びついたりしてると

せっかく凄いルート登れて歓喜の瞬間を迎えているのにスコアが3になって「類人猿の恥さらしめ」とか言われて微妙な空気が流れるので

これはあくまでもスタティックを測る役にしか立ちません。

 

つまり、そもそも欲しい人が居ませんでした。

 

自分で評価できる

ついでに言うと、スタティックに登れたか否かは

意識している人なら、感覚的にわかります。

僕もこのアプリを作り始めてからスタを強く意識するようになり

「だいたい今回は80かな」とか分かるようになったので

もうアプリで計測する意味ないんですよね。

 

つまり、気づいたら僕自身も欲しくなくなっていました。

 

飽きる

ランニング・サイクリング用にStravaという計測アプリがあるのですが

同じルートを走った人の順位とかが表示されるので

自分はこのルート中10位か・・・もっと頑張るぞ!とか思えて楽しいです。

 

同じ事をこのボルダリングアプリでも実現したかったのですが

ボルダリングはルートが2,3ヶ月に入れ替えられてしまうし、

GPS的にもずっと同じ位置で登っているので、

AさんとBさんが同じルートを登っている、という比較が出来ません。

 

なのでひたすら黙々と己の加速度(なんとなく分かっている)を記録するアプリと化し、作っている僕ですら「このアプリつまらねぇ・・・」と呟いていました。

 

 

結論

ZOZOSUITみたいなものを着れば自分の態勢、重心が分かるので

あとは足場の位置が分かれば

「上級者はもっと腰を近づけている」とか「腰が低い」とか分かるので

もう少し面白くなると思います。

 

しかし加速度だけでは如何ともし難いので、

ひっそりと僕のゴミ箱に格納されました。