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薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

就活相談に乗って思ったこと:車輪を再発明する必要はあるのか

最近、就活中の方々とお話ししていると

 

「私は、こう思います」

 

と、しっかり自分で考えている方にお会いすることがあります。

もう、素晴らしいです。

イメージに踊らされてふわふわ〜と就職先を決めた

僕のようなコーヒーの搾りカスとは天と地の差です。

 

でも、あえて自分でゼロから考えている方が多いのが気になります。

 

自分で考えるのも、もちろん大切なのですが

これ、ものすごく効率の悪い作業なので

「こんな抜け道もあるよ?」という話ができればと思います。

 

 

車輪を再発明する必要はあるのか

「車輪を再発明する」という言葉をよく耳にしますよね。

 

人類に大きな飛躍をもたらした「車輪」

とてつもなく重大な発明なのですが

これを現代で、自ら改めて考えることに価値があるとは思えません。

 

すでに誰かが辿った思考、軌跡の上に

自分の新たな思考や工夫、なにかを築き上げるからこそ

「車輪」に動力を積載してバイクが生まれたり、

「車輪」に磁石をつけて発電機が生まれる。

 

全員が「車輪を発明するぞー!」と同じことを繰り返していたら

あまりにも進化の効率が悪いので

僕らは未だウッホウッホとマンモスを運ぶ作業に追われているはずです。

 

なので僕は

「すでにある知識をとことん吸収して、その上に自分の考えを載せる」

ことに高い価値がある、と信じる派です。

 

で、「すでにある知識をとことん吸収する」効率的な方法が、読書です。

 

 

読書は近道

例えば

 

「やはり企業の選考には学歴が影響するのでしょうか」

 

と聞かれることもあるのですが

これはもう、就活関係の書籍をいくつか読めばすぐに答えが出ます。

海老原嗣生氏の「就職に強い大学・学部」あたりがオススメです。

アマゾンなら1円で買えるし、図書館でも借りられます。

 

調査データなど「事実」の割合が高いため

思考の土台となる基礎知識を固められます。

 

例えば人気企業100社の新卒採用枠は約「2万人」

 

対して旧帝大の卒業者だけで「2.1万人」

MARCHレベルまで含めた卒業者の数は「10万人」

 

いわゆる高学歴が採用枠の5倍いるんですから

そりゃ人気100社の選考を受けるのは難しいよね・・・

という事が、数字を見るだけでなんとなくわかります。

 

また、大学ごとの就職率もしっかりと抑えています。

電車広告で謳われる「就職率98%」は

あくまで「就職決定者/就職希望者」なので

より正確な「就職決定者/卒業者」で計算すると

就職率が60%台に低下する大学が大半です。

 

上記の「ちゃんとした就職率」を大学ごと比較すると明確に就職率に差が出るし

それを「人気企業」に絞れば、さらに差が広がるのが分かります。

 

なので「就活に学歴は影響するか」という問いは

本を1冊読めば解決します。YESです。

業界研究に関しても様々な本が出版されています。

現場で働く方の自伝も数多く出版されています。

 

読者は最高の「近道」です。

誰かがあなたの代わりに時間をかけて調べ、まとめ、書き、

内容の裏付けをして、推敲して、

出版社の名誉をかけて世に送りされた「作品」です。

 

せっかく誰かが発明してくれた車輪なんですから、

もう存分に利用していきましょう。

 

もちろん、本を鵜呑みにするのは禁物ですけどね!

 

今日たまたま図書館で読んだ本には

「とにかく川上産業の安定した大企業を狙え。シャープがオススメだ」

と書かれていました。

 

作者が鮮やかにヨミを外すこともありうるので

「意見」は「そんな考え方もあるのか」程度に抑え、

「事実」だけを集めにいきましょう。

 

あなたの悩みは、どこかで誰かが解決している

パスカルが残した「パンセ」という本があります。

「人間は考える葦である」もパンセの一文です。

 

僕は未だにこの一文の意味が全くわからないのですが

 

「17世紀の人間と21世紀の人間は、ほとんど同じことを考え、悩んでいる」

 

という気づきを得られるのでオススメです。

 

「なんで心にもないことを言ってしまったのだろう」

「どうすれば未来への不安を取り除けるのだろう」

 

こんなテーマを高尚な思考と言葉でまとめたのが「パンセ」です。

 

で、何を伝えたいのかというと

 

「人間は少なくとも400年前から同じようなことで悩んでるから、気にすんな」

 

という諦観とも達観とも言える割り切りと

 

「どうしても辛ければ、すでに同じ道を歩んで、解決した人の本を読もう」

 

という提案です。

 

400年も前から同じことで悩んでいるということは

特効薬的な解決策はありません。

 

「悩む」は「思考」とほぼセットなので

完全に取り除くことは、そもそも不可能なのだと思います。

 

ただ自分の「悩み」の正体を明らめたい場合は

その悩みを分析して解説している書がいくらでもあるので

それらの土台を借りるのも、有用だと思いますよ。

 

就活相談に乗って思ったこと:最悪の状況を想像してほしい

最近の就活生には、ときどき仏が混じっているように思います。

 

「人を支えるのが好きなので、介護業界に興味があります」

「人の人生が変わる瞬間を支援したいので、人材紹介に興味があります」

「もっと活き活きと働く人を増やしたいので、人材育成に興味があります」

 

 

おまえら仏かよ!

と思います。

 

僕なんて

「はやく出世したいから幹部候補プログラムのある会社しか受けない」

とか、そんな邪念100%のケダモノでした。

 

 

でも、そんな仏たちに

「なんで人を支えたいの?」とふかぼっていくと

 

大抵の方が

 

「笑顔を見たいから」

「ありがとう、と言われたいから」

 

など、自分が感謝される状況を想像していることが気になりました。

 

ピュアな若人にこんなことを伝えるのは心苦しいのですが

 

「良いことをしても感謝されないのが社会人」

 

ということをお話したいと思います。

 

 

「良いことをしたら報われる」とは限らない

基本的に社会人は、一方的に感謝されることはありません。

一方的に感謝されるのは、利害関係がシンプルな場合だけです。

 

<いつものアンパンマン>

バイキンマンは悪いやつ。

アンパンマンがバイキンマンをぶっ飛ばした。

だからアンパンマンありがとう。

 

そんなシンプルな状況、社会にはございません。

 

<社会人のアンパンマン>

小さい頃からバイキンとして周囲に蔑まれ、

バイキンだから仕事にも就けず、

病気の親を養うため、己を殺しながら

心のどこかでは「アンパンマン、俺を止めてくれ」と祈りながらも

それを悟られることでアンパンマンに心労をかけまいと思うが故

明るく「ばいばいきーん」と叫びながら悪事を働いているのかもしれません。

 

そんなバイキンマンをぶっ飛ばすことを、心の底から喜んでよいのでしょうか。

バイキンマンを生み出した社会や仕組みこそ、

我々は見つめ直す必要があるのではないでしょうか。

 

 

という具合に、社会人は、とことん複雑です。

 

例えば、伸び悩む組織を改革するため営業部隊を縮小することを決断する。

当然、解雇される側からは恨まれるでしょう。

残った社員も「なぜ上の失敗を下が支えなければいけないんだ」と不満を募らせ、

「本当にやるんですか?私は知りませんよ?」と部下からは見放される。

 

しかも、自分が正しい保証はない。

「自分の決断は正しかったのだろうか・・・」

そんな状況で一歩を踏み出す恐怖に耐えて 

「組織のために」「相手のために」下した決断が、

必ずその相手に歓迎されるとは限りません。

 

 

 

先の人材育成を例に取ると、

研修を通じて社員の生産性を上げたい!と自分が考えていても

受講者は「かったりぃ・・・」と、ぐでたまのようなモチベーションで

この時間は1秒1分すべて無駄だ、と思われている環境で働くこともあります。

 

IT企画であれば

自分の仕事が「満足度が92%から95%にあがりました」と

全ての仕事が数字にしか反映されないこともあります。

 

 

仕事に感謝を求めるのは

自分のモチベーションの源泉を相手に委ねることと同義で、非常に危険です。

複雑な仕事ほど、直接的な感謝が与えられることはないし

感謝が与えられなかった瞬間、心が折れてしまいます。

 

「自分が尽くした相手に感謝されなくてもいい」

と思えるほど、その領域が好きか?と問いかけてみてください。

 

「いや、それは無理だな」と思うのであれば、

その「好き」はどのみち弱いので、

あまり仕事選びにおいて、重視しすぎない方がよいかもしれません。

  

最悪の状況を想像してほしい

「人が変わる瞬間を見たいから人材業界」

 

よく就活中の方に言われる志望動機です。

 

でも、彼らが想像しているのは

「20代前半で伸び悩む若手の天職を見出し、人生を変えた」

といった、光の中の光だけです。

 

残念ながら、そんな素晴らしい事例ばかりではありません。

以下、僕が業界勉強の一環で読んだ本に出てきた事例です:

 

 

 

 

毎月、達成できそうにもないノルマを課され

朝の9時から終電まで、休みなく働かされる毎日。

 

「おい◯◯、4ヶ月連続で未達だったら、わかってんだろうな」

徹夜明け早々、出社してきた上司に威圧される。

先月は飲み会の席で、後輩の前で散々に罵倒された。

 

いざ転職希望者との面談に足を運ぶと

「俺を転職させるのがお前の仕事だろう。ちゃんとやれよ!」

と、日中から仕事をサボってパチンコに耽る中年男性になじられる。

相手に責があろうと、トラブルになれば自分の減点につながる。

その場は平謝りで、やり過ごす。

 

次の転職者は20代前半の女性。

「もっと専門性を高めたい」と意欲を示す彼女。

自分が担当する企業は2社。

 

・社員を尊重し、しっかりと育成する社風のA社。

 成功報酬は100万円。

 

・若手を食いつぶすことで有名なブラック企業のB社。

 成功報酬は300万円。

 

今月も業績が未達だと、上司に何をされるかわからない。

いつまでも後輩にバカにされたくない。

断腸の思いでB社を推薦し、彼女はそこに内定した。

 

300万円の高単価決定で、自分は入社して初めて業績を達成した。

上司からは手のひらを返したように祝福され、

後輩からも「300万円の決定!すごいですね!」と賞賛され、

少しこそばゆい感覚に浸った。

 

その後、彼女がどうなったかは知らない。

 

 

 

 

 

上記に挙げたのは、あくまで書籍に出てきたケースです。

想像上の出来事かもしれません。多少の誇張はあるかもしれません。

 

でも、それを想像したうえで志望して欲しいんです。

少なくともその業界のルポ、現場の方の記録を10冊は読んで、

決して華やかではない、表舞台では見えないケースを追体験してから

腹をくくって、判断して欲しいんです。

 

その業界に身をおいて初めて想定外の苦難に直面したら

心が耐えきれないかもしれない。

誤った道を選んでしまうかもしれない。

僕はそれが心配です。

 

どんな業界にも光と闇があります。

光の中の光だけをイメージして進路を決めるのではなく、

対極、つまり闇の中の闇も想像すべきです。

 

想像するのが難しければ、本の力を借りましょう。

しっかり想像して、考えて、煩悶して、

納得したうえで仕事を選んでほしい。

 

「あらゆることを想定したうえで下した決断だから」と

今後の社会人生活を後悔せず進み続けられるよう準備をするのが「就活」です。

微力ながら、その手伝いになれば幸いです。

就活相談に乗って思ったこと:ブリーチの愛染に学ぶ自己分析

「弊社で、どんなことをしたいですか?」

「5年後、どんな社会人になっていたいですか?」

 

最近の面接、必ずこの質問が聞かれる気がします。

 

その影響か、最近の就活生は自己分析にしっかりと時間をかけて

 

「自分は何をした時に一番嬉しいのか」

「それは過去のどのような出来事から起因しているのか」

 

この辺りはバッチリというか、

釈迦レベルで己を見つめているなぁと感じるのですが

 

ちょっと、分析が偏ってない?

 

と思うこともあります。

 

会社選びのプロセスを全体で見ると

 

1:自分は何が好きか?(自己分析)

2:それは、どんな仕事で実現できるか?(仕事選び)

3:その仕事は、どの業界で実現できるか?(業界選び)

4:その業界の中で、どの会社が一番か?(会社選び)

 

一般的にはこういうプロセスがあると思うんですが

1番に時間をかけすぎているイメージです。

 

なので今回は

他にもこんな分析をしてみたら?という提案をしてみたいと思います。

 

 

自分を見つめる自己分析はどこまで必要か

最近の自己分析は「自分は何者なのか?」を見つめ直す行為と捉えられていますが

ハッキリ言って、学生の頃の自己分析は圧倒的に「素材」不足です。

 

「自分は主体性を持って物事を推し進めるのが好きだ!」と思っていても

新卒でいきなり「じゃあ弊社の最重要プロジェクト任せるよ」と無茶振りされて

にっちもさっちも行かず、自分にプレッシャーをかけて壊れる人も居ます。

 

そんな経験を経て「やっぱり自分は全部任されるのではなく、

ちゃんと指示をもらった仕事の方が得意かも・・・」

という新たな素材(事実)を手に入れて自己分析に磨きをかけるわけです。

 

社会人は常に複雑な利害関係と戦いながら

未知の課題を設定し、うまく行く保証のない施策を自ら立案し、

周囲の反対を押し切って進める恐怖と戦いながら

結果に一喜一憂しつつ、更に複雑な問題を探究しに行く過程を繰り返し

種々多様な挫折や成功を経験し、感情を揺り動かされ、

その中で自己を確立していきます。

 

それだけの素材を以て未だ「自分は何者か?」と多くの社会人が悩んでるんですから

学生時代に手に入る素材(経験)だけで行う自己分析は

そもそも情報が不足しているわけですから、どうしても限界があります。

 

ラーメンを食べた事がないのに

「自分はどのラーメンが一番好きなんだろう?」と考えている状態です。

 

しょうゆラーメン、塩ラーメン、いろいろ食べてから初めて

「あ、自分は塩ラーメンが一番好きだ」とわかるわけですよね。

 

食べたこともないラーメンの味だけ想像して

自分は「梅しそラーメン」が一番好きだ!

なんて、言えるわけがないですよね。

 

自分を見つめ直す系の分析は将来、ほぼ確実に変わります。

だから「こってり系のラーメンが好きかも?」とか

大体の目星がついたあたりで止めたほうがいいです。

 

情報不足で行う自己分析の大半は

「考えている」のではなく「悩んでいる」だけなので

時間が勿体無いし、とても疲れるので体に優しくありません。

 

自分を見つめ直す以外にも、こんな分析を試してみてはいかがでしょう?

 

 

会社ではなく仕事内容で選ぶ

IT業界の企画を志望している方が居たとして

「どんな会社に行きたいですか?」と聞くと

当然ながら、有名な社名がズラ〜っと並びます。

 

でも、そこで気をつけて欲しいのは

 

自分は「仕事内容」に興味を持っているのか?

それとも「有名な会社」に憧れているだけなのか?

 

この2点を区別することです。

 

僕の個人的な見解ですが、後者が圧倒的に多い気がします。

有名なキラキラ企業のイメージに憧れているだけで

仕事内容が具体的に想像し切れていないケースが多いです。

 

それを防ぐためにも、

「その業界で、新卒は誰も知らないような会社でも興味を持てるか?」

と問いかけてみてはいかがでしょう?

 

例えばIT企業での商品企画に興味があるのでしたら

就活サイトで「IT」「商品企画」などと絞り込んで

すでに自分が知っている企業の情報は絶対に見ないで

知らない会社のページだけ見ましょう。

 

どうでしょう?

仕事内容や事業内容、先輩のインタビューを読んで

ワクワクしますか?

「この仕事、やりてぇー!」って思いますか?

 

もしピクリとも心が動かないのであれば

本当はIT企画がやりたいのではなく

LINEとかDeNAとか、よく聞く会社のイメージに憧れているだけかもしれません。

 

であれば「IT企画」という軸は、今後の会社選びから外してもいいかもしれませんね。

また別の「業種」「職種」を組み合わせて、試してみる。

 

こんな具合に「仕事内容」に惚れているのか「会社」に惚れているのか

区別する作業を繰り返してみてはいかがでしょう?

 

たぶん「自分は何が好きなんだろう」と抽象論を考え続けるより

具体的な例をいくつか見て、好きか嫌いか、振り分けた方が

一歩ずつですが、進んでいる感もあって、楽しめると思いますよ!

 

逆に

 

「とにかく誰もが知る有名な企業で働くのが自分の全てだもんね!」

 

と思われるのであれば、

その会社に居られるなら1日8時間、鉛筆を削るだけの仕事でも

喜んで引き受けられるか覚悟を問いましょう。

 

そこまで会社に惚れているのであれば、それは一つの立派な選択です。

 

ただ、会社への憧れで面接を受けると、おそらく選考突破できないと思います。

その昔「ブリーチ」の愛染というキャラが残したセリフが全てです。

 

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(ようやくタイトル回収できた!)

 

企業にとって一番避けたいのは

自社を理解していない学生を採用して、数年で辞められることです。

採用コストと育成コストをかけて、

ようやく企業に利益をもたらすタイミングで辞められる。

 

もう泣きっ面に蜂に塩を塗りたくられるような、トリプルに辛い状況です。

 

だからイメージが先行して、具体的な仕事内容を想像できていないと

とことん落とされてしまうと思います。

 

双方の不幸を避けるためにも

「とにかく◯◯社で働きたいんです!」と思うのであれば

最も地味な仕事をイメージできているか?

それを引き受ける覚悟があるか?

 

などなど、

「イメージと違う」場合の想像を膨らませてみてはいかがでしょう?