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薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

何故、WEB業界はパクリが多いのか。そして、僕のプレゼン力がイワシ並なのは何故か。

僕は昨年、こってこてのメーカーからWEB業界に転職しました。

5年、10年の計画を立てて入念に製品開発する畑から
2週間おきに機能リリースされる畑へ。

それはもう、強烈な業界ギャップに戸惑いました。
サッカー少年が「サッカー出来るんだって?トランペット吹けよ」って言われるようなもんです。全然ちゃうやんけ!と

 

 

特に一番デカい違いだなーと感じたのが
「アイデアの価値」です。


あ、その前にひとこと予防線張らせてください。

僕、どちらの業界でも経験2年程度のドポンコツです。若造です。
「何言ってんだこの青二才が!」と青筋立てず
「まぁヒヨコがピーピー鳴いてるわ可愛らしい」くらいに捉えてほしいピヨ

 

メーカーにおけるアイデアの価値


さてさて。
メーカーに居た頃、アイデアには無限の価値がありました。

基本的に新製品は特許で守られ、社内はマル秘情報に溢れ、
他社に情報を明かそうものならエアドリルで鼻の穴を拡張されても文句は言えない、
そんな「情報を守る」という意識が非常に強かったように思います。

万が一新製品の設計図が流出すれば5年先の動向まで知られてしまうわけですから
そりゃ情報としての価値は高いでしょう。

 

WEB業界におけるアイデアの価値


ではWEB業界では、アイデアはどのように扱われるのか?

 

「アイデア自体に価値は無い。実行する事に価値がある」

 

そんな風に捉えている方が多いように感じます。

そもそもWEB業界はパクリが多いです。

なぜ多いのか。たぶん、こんなかんじ

 

・パクるコストが安い

・パクりやすい

・パクったほうが圧倒的に楽

 

 

1.作るコスト=パクるコストが安い

 

エンジニア10人とパソコンがあれば、中々のサービスが作れますからね。

クックパッドほど大規模なサービスですら社員275名で回してるわけだし。

イナバ物置風に言うと「100人おったら大丈夫」。

ゼロから自動車を作ろうとしたら、えらい大変ですからね・・・

そんなの誰にもできなイーロンマスクがいたわ

 

2.視覚情報はパクりやすい

WEBサービスって基本的には「視覚情報」ですよね。

 

クックパッドは文字と画像の集まりによる視覚情報だし、

ヤフーニュースにしても文字と画像による視覚情報、

twitterも同じく視覚情報、

facebookも視覚情報・・・

 

上記に挙げたサービスと全く同じ見た目、同じ動きをするモノを作るのは簡単です。

パソコンと時間さえあれば。

 

だからこそ視覚情報への依存度が高いWEBサービスは、マネされない「なにか」を作り出すことが生き残りのポイントだったりするわけです。

 

例えば「みんなLINE使ってるからLINEを使う」といった数の力であったり

「ヤフオクと基本同じだけど、なんかメルカリ使っちゃう」みたいな雰囲気作りだったりするわけです。

 

その「なにか」が弱いと、すぐマネられます。

 

例えば「記事」なんて、モロ視覚情報だから、コピーされたら真偽が判別できない。

つまり「なにか」が存在しない「脆弱オブ・ザ・脆弱」だから、キュレーションメディアにマネられるわけですよね。

 

得てして立ち上げ初期のWEBサービスはその「なにか」が弱い。

でも立ち上げ初期のWEBサービスは世の中にゴロゴロ転がってる。

そりゃマネされますよね。

 

逆にメーカーの製品は、視覚情報をマネるだけでは決して再現できない部分が元々多い。例えば材質、美しい外観を可能にする加工技術、ミクロなクラックを見逃さない検査品質、システムテストの網羅性とか。

 

「マネやすさ」 は確実にアイデアの価値に影響すると思います。

 

3.成功予測が難しいからパクった方が早い

試しに、誰でも良いので2000年にタイムスリップしてFacebookを投資家にプレゼンしてみてください。ほっとんど誰も投資してくれないと思う。

 

「10年後には10億人がfacebookで近況をやり取りする時代が来る!」
「え?それ、電話かメールでよくね?」
「写真をアップして友達に公開できるようになる!」
「アルバム作ればよくね?」
「離れた友達と繋がれるんだ!凄くないか!?」
「近くの友達と遊べばよくね?」
「うわああああああああああああああああああああああん」

 

まぁ、これは書いてる僕のプレゼン力がイワシ並だからという要因もあると思うのですが、基本、WEBサービスの成否って予測しづらいと思うんですよ。

「雰囲気」だったり「時流」による偶発的要素が強すぎて。

3年後に流行るサービスとか、予想もつかない。

 

だから数多のWEB関係者が

「そもそも予測して当てられるものではない」

という大前提の元に問題をアプローチしている気がします。

 

誰も正解が分からないから500startupsみたいな超分散型の投資スタイルがWEB界隈には多いし、ABテストといった後出しジャンケン的な手法があるわけで、それが高じると

 

「予測しにくいなら、上手く行ってるところをマネた方が楽じゃね?」

となるわけです。

 

ピンピン動き回るヘラジカを大砲で狙うより
誰かが足を撃ったヘラジカにぶっ放した方が命中率も高いので

 

「マネた方が得」

 

という力学が働きやすいですよね。

 

※僕のゴミみたいな例えのために大砲で撃たれたヘラジカくん、ごめん・・・

※ヘラジカ「ぶもぉ〜」

 

まとめると

・そもそも視覚情報だからパクりやすいし
・安くパクれるし
・パクった方がはるかに楽

 

うん、そりゃパクりが横行するわ。

 

合理的に考えればパクった方が成功率は高そうなので、
あとは、やるかやらないかは個人や企業の価値観の問題ですよね。

 

しかし倫理観を捨てた方が成功率が高まるのが、この世界の残念なところなので
パクりは止まりませんよねぇ…

 

そんな環境に身を置けば自然と
「あれ?アイデアって価値あるんだっけ?」って思考になりがち。

 

でも、それが続くと誰も新しいアイデアを試さなくなりますよね。

何も生まれなくなる。進歩がなくなる。

 

それじゃあいかん!

 

てわけで

アイデアを思いついた人が報われるアイデアを思いついたら、誰か教えてください。


僕は今日の献立を考えるので脳のメモリが一杯です・・・