薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

洋書の登場人物はすぐ抱けるが、すぐ苛立つ。

最近、ジョン・スタインベックの「エデンの東」という本にハマっています。

翻訳された洋書にハマったのはこれが初めてかもしれません。

サミュエル・ハミルトンが渋すぎる。

 

僕は洋書が読めない

ただ僕は生まれつき重度の翻訳本アレルギーを患っているため、基本的に洋書は読みません。というか読めません。洋書の登場人物は感情変化が激しすぎるのと、エゴが強すぎてキャラに馴染めないのです。

 

大体こんな感じです。

 

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第1章

 

ジョン:33歳の資産家。アダム・サンチェスとモリー・サンチェスの息子。

ジェニファー:32歳、金髪青眼の美人記者。

 

ジョンとジェニファーは久方ぶりのバカンスを共に仏・ニースで過ごしていた。

 

気の休まらない立場の者同士、苦労を分かち合える二人で過ごす時間は、彼らの心が休まる唯一の瞬間だった。二人は幸せだった。

 

そこにハトがやってきたので、ジョンは苛立ち、ハトを蹴飛ばした。

 

「カプチーノ飲むかい?」ジョンはジェニファーに苛立ちを残しながら聞いた。

「いいえ、結構。豚の鼻面から漏れ出た汚水を飲んだほうがマシだわ」ジェニファーは苛立たしげにテーブルに新聞を叩きつけながら吐き捨てた。

 

「おい、まだ昨日のことを気にしているのかい?ステファニーとは何もなかったって言っただろう」ジョンは半ば呆れるように、苛立ちを隠さず弁明した。

「何もなかったですって?同じベッドを男女で分け合うことが、何もなかったですって?そう。ならきっと、私がこれからあなたに何をしようとも、何事もなかったことにしてくれるのでしょうね?」ジェニファーが僕にコルト44口径を、いかにも苛立たしくて仕方ないといった風に向けた。

 

「バカなことを言わないでくれ。僕は君を愛している。」

「私もよ」

 

そして僕らは近場のホテルで激しく抱き合った

 

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どうしても納得いかないところ

1。登場人物を冒頭に列挙する儀式

まず登場人物を冒頭に列挙するアレは一体何の儀式なのでしょうか。

 

ジョン:33歳の資産家。アダム・サンチェスとモリー・サンチェスの息子。

ジェニファー:32歳、金髪青眼の美人記者。

 

 

物語を読む前に覚えろということなのか、忘れた時に振り返れるようにしている親切心なのか、どっちなのでしょう。

 

後者だとしても「アダムとモリーの息子」みたいな家族関係を忘れても物語の理解に影響はないから、もっと覚えにくい+重要なことを書いておいて欲しい。

 

しかもミステリー小説ではネタバレになりかねない。

 

めっちゃくちゃ怪しい登場人物が出てきても

 

「あ、こいつ冒頭の登場人物紹介にいなかったからシロだな」

 

と欲しくもないフィルターがかかってしまう。

 

2。すぐ抱く

往々にして抱き合うまでのプロセスが非常に短く、衝動的すぎる。

 

特にダン・ブラウンの小説はスゴイ。

 

コンビニでサンドウィッチを買ったらついでに抱けた、みたいなオマケ感で抱く。

そして大体女性が20歳くらい年下で、喧嘩してたかと思いきやいきなり抱き合う。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」もそんな感じだったなぁ。

 

3。すぐ苛立つ

洋書は「苛立たしい」という単語が和書の2倍くらい使われている気がします。

持ち回り当番制のように常に誰かが苛立っていなければいけない縛りでもあるのでしょうか。

すぐにプッツンする人とは現実世界で関わり合いたくないように、小説の世界でも僕は距離をおきたいのです。

もうちょっと自制心とか忍耐力を身につけるか、カルシウムを摂ったほうが良いのではないでしょうか。

 

4。大体コルト44口径

コルト44口径マグナムが出てきます。すごく出てきます。

日本の推理小説に包丁が出てくる感覚で44口径が出てくるのですが、特に気になるのは「なぜ拳銃の型まで指定するのか」という点です。 

日本の推理小説で「そして幸子は信男を刃渡15cmの藤原輝則和桜で刺した」とか書かれないですよね?

「拳銃」で済むのに、なぜみんな「コルト44口径」とか「デリンジャー」とか型を指定したがるのでしょう。pistolって書くとアホの子に見えるのでしょうか。

 

時間とシーンが飛び飛び

ただ、上記の4点はあくまで「オマケ」であり

僕が洋書で最も苦手とするのはこの点。

 

「時間とシーンが飛ぶ」

 

ことです。

 

ロードオブザリングの原作を読むと

気になるシーンが途中でぶった切られ、

森の描写が30ページくらい、それも恐ろしく小さな字で続いたかと思えば

また別の場面に飛び、今度は山の描写が20ページくらい続くので

もともと気になっていたシーンに戻る頃には

何が起きていたのか、

誰が何を話していたのか、

そもそも自分はなぜこの本を読もうと思ったのか、

自分は人生で何を楽しいと感じ何を辛いと感じるのか、

あらゆる感情が失われた抜け殻のようになっているのです。

 

そりゃ欧米人のように豊かなライフスタイルで

就寝前の1時間を暖炉の前で読書に当てられたら覚えていられるでしょう。

 

こっちは満員電車で圧死寸前、ページをめくる事すら許されず、

いつ痴漢の冤罪をなすりつけられるかもわからない状況下で

ホビットの一挙手一投足を覚えられる余裕は無いのです。

 

そんな時は読書ノートが便利

 

こういう本を読む時、僕は読書ノートを使います。

 

「この人が今ここに居て、こうしたくて、えーと、その後ここに行って・・・」

 

と寝る前に思い出しながら書きおこすことで、物語に必死で喰らいつくのですが

紙とエンピツで書いているので、時間軸とかを間違えると全部書き直すハメになります。

 

こうしてロードオブザリングは、恐らく日本全国3割の家庭でそうされているように押入れの奥底に沈んでいくわけです。

 

やはり紙で読書ノートを書き続けるのは、修正が難しいし

現実的ではないのか・・・

 

ネットで簡単に物語を可視化できるサービスが!

しかし今は21世紀、あらゆるものがネットで探せる時代。

簡単に記録できるサービスがあるんじゃないの?

と探してみたら・・・

 

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あった!!

まさにコレだ!!

 

エクセルに「開始日」「終了日」と「テキスト」を入力すると

勝手に年表を作ってくれるみたいです。

 

いくつかサンプルがあったので覗いてみたら

村上春樹「1973年のピンボール」という小説をベースに年表ができてました。

 

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一つだけ欠点が

ただ、唯一にして最大に気になったのは

 

「入力するのが死ぬほど面倒臭い」

 

という点です

 

さすがに紙に書く手軽さには勝てない・・・

が、修正のしやすさと誰かにシェアできる点においては軍配が上がります。

 

読書会をやる際に課題図書を整理したら

 

「あー!こんなシーンあったね!」

 

とかワイワイ話せて楽しそうですね。

 

THE TIMELINE | 無料年表作成サービス

 

なんかサイトも今風でイケてて、カッコイイ。

 

オマケ

週刊少年ジャンプ作品の連載年表もありました。

ジャンプ好きの僕にとってはど真ん中ストライク。

 

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しかし、こうして見てみると

「ワンピース」「ブリーチ」「ナルト」以降

あまり若い芽が育っていないですね・・・

 

確かにハイキュー・ソーマは面白い。

「ハイキュー」は、ハデな必殺技だけではなくチームとしての力でギリギリの勝負をしている感が妙にリアルで面白いし、「ソーマ」は女の子がよく脱ぐからひとまず人気は出るでしょう。

 

確かに、どちらも読むと面白いのですが・・・

 

うーん・・・

小学生の頃に「ブリーチ」「ナルト」を読んで感じた

胸の底から翌週が楽しみで仕方ない苦悶、熱いたぎりを

今の子ども達に掻き起せているのだろうか・・・

 

なんて偉そうな事を言える立場では無いので、黙ってコンビニにサンドウィッチ買いにいってきます。ついでにダン・ブラウンを抱けるかもしれない。