薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

20代大家の賃貸日記(7):生活保護の入居者を受け入れる(前編)

生活保護の入居者を受け入れる(前編)

 

この連載は、

 

・20代

・不動産知識ゼロ

・思いつきだけで行動する無脳派

 

が築56年のボロ家を買って賃貸に出すまでの流れを書く事で

「こんなボケナスでも大家できるなら、私もやってみようかな」

と光りかがやく反面教師を目指してお届けします。

 

 

ところで前回、下手くそな挿絵をなくして文章だけにしてみたところ

意外にも絵の需要があったようなので、また描いてみようと思います。

 f:id:shun10982:20170214072915j:plain

 

 

さて前回の記事で仲介会社に依頼するまでの流れを解説しましたが

実は、仲介会社を探す前から入居者が一人、決まっていたのです。

 

 

 

工務店の方がシャワーブースを取り付けていたら

たまたま近所に住んでいたご老人が

 

老「あらまー、良い家ね。賃貸に出すの?」

 

工「あ、そうですよ」

 

老「わたし、入ろうかしら」

 

工「わかりました、大家に伝えておきますね」

 

 

と、実にスムーズに入居の申し込みが入ったのです。

 

 

仲介会社を介さず、直接大家の僕が入居者と契約を交わすので

仲介手数料(家賃1ヶ月分)が発生しません!

 

ヒャッホー!

 

入居者が決まったので、らんらん気分でした。

この調子なら30代でポルシェを下駄箱代わりに使う日も近そうです。

 

 

しかし、そう簡単にコトは運びませんでした。

 実は入居を申し込んだ方、生活保護の受給者だったのです。

 

 

生活保護だと何が違うの?

大家の立場として、生活保護者が入居する際に認識しておいたほうがいい事をまとめます。

 

家賃上限がある

生活保護には、家賃の上限があります。

なので、それ以上の賃料は設定できません。

 

ということを、申込みを受理してから知りました。

すさまじく後悔しましたが、この辺りが考える前に行動する無脳派の宿命です。

 

しかも上限額が区によって違うので

区役所に問い合わせて、上限額を確認するところからスタートしました。 

 

僕の場合、元の家賃が上限額を上回っていたので

家賃を下げて入居してもらうことに・・・

べ、べつに空室になるよりは良いんだからね! 

 f:id:shun10982:20170214072836j:plain

保証会社の審査を通過するか?

保証会社というのは、すごくカンタンに言うと

 

「入居者からあらかじめ家賃(1ヶ月分とか)を支払ってもらい」

「入居者が家賃を大家に払わずドロンした時、代わりに家賃を払う会社」です。

 

 

なので保証会社にとって大事なのは

 

「この入居者、ドロンしないよな?」という入居者の信頼です。

 

 

僕は「生活保護=毎月かならず区役所からお金をもらう=支払いは堅い」

と考えているのですが、保証会社によっては審査落ちてしまうみたいです。

 

「滞納したら区役所に電話すればいいし、最悪の場合は保証会社いらないのでは?」とも思ったのですが・・・

まぁ初めての経験ですから、審査を通過するまで、慎重に保証会社を探し続けました。転ばぬ先のセグウェイです。

 f:id:shun10982:20170214072852j:plain

 

緊急連絡先がない

これが一番悩ましいです。

 

ご家族や知人がいらっしゃらないと、

入居者の身に何かあった時、本当に誰にも連絡できません。

 

今回は、緊急連絡先の代行会社を利用することにしました。

世の中には本当に、どんな会社でもあるものですね・・・

しかし有事の際に、この会社が本当に対応してくれるのかわからないので不安です。

西野カナのように震えています。

 f:id:shun10982:20170214072950p:plain

 

代理納付ができる区も

稀に、区によっては「代理納付」を区役所がやってくれる事もあるそうです。

 

受給者に毎月の入金ができない理由がある場合

「わたし、毎月この大家さんに、これだけの家賃を払ってますねん」

という証明を区役所に提出することで、

区役所から直接大家に家賃が振り込まれるようになります。

 

区役所→受給者→保証会社→大家

 

というイケてない大企業の様な複雑怪奇なプロセスが

 

区役所→大家

 

と簡略化できます

 

 

全部、代理納付にして欲しいですよね。

そしたら、保証会社を探す必要ないし。

転ばぬ先のセグウェイ要らないし。

 

なんで世の中は不必要に複雑なんでしょうね。

がんばったら、報われる。

愛したら、愛される。

シンプルな真理にこそ幸福が宿ると思いますよ、区役所の皆さん。

 

 

とにかく区役所と話す必要がある

とまぁ、とにかく色んな確認事項があるので

しょっちゅう区役所の方とお話ししました。

 

しかし区役所というのは平日9時〜17時のゴールデンタイムしか空いてないので

昼休みしか連絡が取れず、とにかく手間です。煩雑です。

 

しかも「知るかそんなもん!」というルールや制度が多く、

どこかで体系的に解説されているわけでもないので

 

かぁ〜〜〜っぺっ!!!

 

とツバを吐きたくなるくらい、手間です。

f:id:shun10982:20170214072931j:plain 

 

 

話はガラリと変わるのですが

ベーシック・インカム制度の導入が待ち遠しいです。

 

ベーシック・インカムというのは、脳みそが枝豆サイズの僕が解説すると

 

「生活保護とか社会保険なくす代わり、国民に一律◯◯万円あげる」

 

という制度です。

 

 

まぁお役所作業の6割くらい撲滅されるんじゃないでしょうか。

 

今月分のベーシックインカムを「払った」OR「払っていない」だけ見ればいいので

 

「生活保護者は家賃上限が定められているものの生活費と住居費が合算で支払われるため使い込みによる家賃滞納を防ぐため代理納付という手続きが設けられているもののこちらは特例措置のためやんごとなき理由が無い限りは認められず、かつ初月の家賃振り込みを証明する書類と本人による申込みが必要で、かつ作業手続きの翌月末から支払いが開始する」

 

みたいな、見ただけでゲボを吐くルールをうん千個と管理する必要がなくなります。

 

世の中、絶対シンプルなほうがいいって。

ベーシックインカムはフィンランドが実験しているので

結果が待ち遠しいですね。