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薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

就活相談に乗って思ったこと:大手かベンチャーか

たまに就活相談に乗っていると

 

「大手に行くか、ベンチャーに行くか迷ってます」

 

という相談を受けます。

 

こういった悩みを抱えている方には

「間違いなく大手に行った方がいい」と伝えています。

 

ちなみに

新卒の学生に安易に「ベンチャーいけよ!成長するよ!」と言う大人を

僕は基本的に軽蔑しています。

 

「新卒ベンチャー」のリスクを知らずに勧めてるのだとしたら、浅はか。

リスク承知で勧めてるんだとしたら、無責任です。

 

なぜ新卒は大手を選んだ方が良いのか。

ちょっと以下に理由を書いてみます。

 

大手は選択が増える

単純に大手で働いた方が人生の選択肢が多いです。

何かしらの問題に直面した時の回避プランが多数用意されているので

圧倒的に自分の人生をコントロールしやすくなります。

たとえば・・・

 

圧倒的にお金を借りやすい

このブログも賃貸経営の話がちょくちょく出てきますが

大手に勤めていると、銀行がホイホイお金を貸してくれます。

ベンチャー企業だとクレジットカードの上限すら上げられない事もあります。

 

勤めている企業規模に応じて、動かせる金額が大きく変動するため

大手の方が資産形成には圧倒的に有利です。

 

これを20代前半で意識する方は少ないのですが、

今後100歳まで生きるうえで、とてつもなく重要な要素だと思いますよ。

 

企業寿命の平均は25年。

労働年数は約40年。(多分僕らが定年を迎える頃には50年)

 

平均で2回くらい、あなたが勤める会社は潰れるんです。

さて25年後、勤めている会社が潰れた時、

日本は好景気でしょうか、不景気でしょうか。

 

大半の企業が国内市場で売り上げている日本にとって

消費者たる労働人口の減少は致命的です。

好景気でしょうか、不景気でしょうか。

 

大事なことなので2回言っておきながら

僕のミトコンドリア程度の知能では全く読めません。

 

でも常に後者だと思って早めに備えておけば

いざと言う時に自分の家族を守れます。

 

僕は自分の人生の選択肢を多く確保するためにも

「お金を借りやすい大企業に行った方がリスクは軽減できる」と考えています。

 

キャリアに傷をつけなくて済む

中小企業庁厚生労働省が出しているグラフを見ると・・・

 

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小さい会社ほど離職率が高い傾向にあります。

 

そりゃそうだ、って話なんですが

たとえば人間関係のトラブルがあった時

大企業なら「部署移動」で解決するかもしれません。

 

中小企業だとそもそも社内に部署が一つしかなかったり、

トラブルの元になった人と席が5つくらいしか離れなかったり。

転職しないと問題が解決できない可能性が高いです。

 

で、日本は(基本的に)転職を繰り返すと給料が下がります。

俗にいう「キャリアが傷つく」ってやつです。

 

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(@typeの調査。2009年頃)

 

1回目が若干高いのは

新卒で中小企業に入った若手が早期転職して

大手のポテンシャル採用に入ることで昇給する影響かもしれません。

 

  

大企業を選んだ方が

 

「転職回数が少なく済む確率が高い」

「給料が下がりにくい」

 

キャリア形成しやすいため、基本的に僕は大企業を勧めています。

 

 

 

そもそも転職の理由って大半が人間関係です。

 

どんなに服が好きな人でも

店舗の上司から「お前はクズだ!」「使えねー野郎だ!」と常に罵倒されてたら

辞めたくなります。

 

なのに人間関係は入社するまで分からないことが多いので

 

「めっちゃクリティカル」「でも回避できない」

 

ラスボスが使うチート級の技みたいな存在です。

 

だったら、そこのリスクを最小化するためにも

選択肢の多い大企業の方がいいんじゃない?と思います。

 

 

 

 

圧倒的に優秀な人と出会える可能性が高い

すごく単純な話で申し訳ないのですが

1000人のうち10%が優秀だと、優秀な人が100人います。

10人のうち10%が優秀だと、優秀な人が1人しかいません。

 

単純計算で母数が多い大手の方が、優秀な人に会える確率が高いです。

 

「いや、ベンチャー企業は少数精鋭の優秀集団だ!」

と考える方もいらっしゃるかもしれませんが

「優秀な人が居る率」が大手の10倍!

みたいなベンチャー企業、滅多にありません。

 

仮にベンチャー企業の優秀な人率が10倍だったとしても

従業員数が100倍の大手には及びません。

数の力を舐めてはいけません!

 

 

ベンチャー企業は、そもそも学生に名前を知られていない企業が大半なので

優秀な学生が「さて、どこに就職しよう」と思った時に候補にすらあがらない。

ベンチャー企業の選考を受ける学生が元から少ないのです。

 

少ない中から人員確保しなければいけないので

大手なら「他にもウチを志望する優秀な学生いるもんね〜」と落選する学生でも

「大歓迎っす!!!」と採用ハードルを下げて迎えがちです。

 

もちろん、本当に超優秀な精鋭集団みたいなベンチャーは存在します。

でも、そういった企業は優秀だとわかっている人(前職の仲間など)の縁故採用や

中途採用でバッチリ必要な人材を確保できてるケースが多いです。

 

実績があり優秀だと分かっている人しか採らないことで

「精鋭」が維持されているんですから、

実績のない学生を採用する時点で「精鋭」は崩れている可能性が高いです。

 

ということを考えると、

優秀な人と仕事したいなら、やはり確率で考えて大手を選ぶべきじゃないかなぁ、と。

 

 

ただ、「優秀」の定義は人それぞれです。

これが最大のポイントです。

 

「自分は大手で優秀扱いされる人には興味ないんです!ベンチャーの優秀しか興味ないんです!」と決めているのであれば

もう、そこまで自分の軸が定まっているのは素晴らしいことなので

そのままベンチャーに突き進んでほしいと思います。

 

 

それでもベンチャーに行きたい

というわけで大企業の方が

 

・お金が借りやすく、人生の選択肢が増える

・社内での選択肢が多い。転職回数が少なく済み、年収が下がりにくい

・優秀な人と会える確率が高い

 

と思うので、僕は基本的に「大手かベンチャー」で悩んでいる方には

大手をオススメしています。

 

それでも「大手よりベンチャーの方が成長できると思うんです」という方には

前回あたりに書いたことを伝えています。

 

「それでも、それでもベンチャーに行きたい!!」と言う方なら

もう覚悟は決まっていると思うので、「がんばれよ!」と伝えています。

 

ただ、今まで50人くらい相談を受けて

「それでも、ベンチャーいきます!」と言った学生は一人もいません。

(2017年3月時点)

 

 

こんなことを話すと「こいつベンチャー嫌いなんだな」と思われそうなんですが

土日や仕事終わりにベンチャー企業を手伝ってますし、

ずーっと「新規事業以外やだ!」と駄々をこねる、新しいもの好きです。

 

ただ、

 

「なんとなく大手はイケてないから」

「自分はベンチャーでも大丈夫」

 

と、考えているようで考えていない学生がベンチャーを受けると

なまじ採用ハードルが低いのでトントンと内定するけど

入社してみたら思っていたのと全然違って辞める。

ベンチャーは初任給が鬼安く、

転職後の給料は前職給料を基準に決めるため、一生薄給から抜け出せない。

 

そんな失敗を経験してほしくないんです。

 

ほとんどの学生は正社員として働いた経験がありません。

企業を見る目も養われていません。

そんな状況で人生の重大決心をしないでほしいんです。

とにかく最初は安全を優先してほしいんです。

 

どうしてもベンチャーで働きたかったら

 

「大手で全力で働き、時には軌道修正しながら、スゴい先輩から学びまくる。

 先輩が精鋭メンバーを連れて独立する時に誘われたので、

 事業の将来性、社員の顔ぶれをしっかり勘案したうえで、覚悟を決めて飛び込む」

 

この方が楽しく働けて、理想を叶えられる確率が高いと思うんです。

こんなプランもアリじゃないでしょうか? 

 

 

 

結局どんな進路を選ぼうと、困難を超えること、努力することは確実に求められるので

その時に「やっぱりあっちの道を選んでおけばよかった・・・」と後悔すると

その瞬間に心が折れます。努力を放棄します。他人を妬み始めます。

 

駄文で恐縮ですが

数年先に後悔したり苦しまないように、

しっかりと考える材料になれば幸いです。