薄いブログ 〜全てが薄い〜

だいたい酔った勢いで書いてる

就活相談に乗って思ったこと:ブリーチの愛染に学ぶ自己分析

「弊社で、どんなことをしたいですか?」

「5年後、どんな社会人になっていたいですか?」

 

最近の面接、必ずこの質問が聞かれる気がします。

 

その影響か、最近の就活生は自己分析にしっかりと時間をかけて

 

「自分は何をした時に一番嬉しいのか」

「それは過去のどのような出来事から起因しているのか」

 

この辺りはバッチリというか、

釈迦レベルで己を見つめているなぁと感じるのですが

 

ちょっと、分析が偏ってない?

 

と思うこともあります。

 

会社選びのプロセスを全体で見ると

 

1:自分は何が好きか?(自己分析)

2:それは、どんな仕事で実現できるか?(仕事選び)

3:その仕事は、どの業界で実現できるか?(業界選び)

4:その業界の中で、どの会社が一番か?(会社選び)

 

一般的にはこういうプロセスがあると思うんですが

1番に時間をかけすぎているイメージです。

 

なので今回は

他にもこんな分析をしてみたら?という提案をしてみたいと思います。

 

 

自分を見つめる自己分析はどこまで必要か

最近の自己分析は「自分は何者なのか?」を見つめ直す行為と捉えられていますが

ハッキリ言って、学生の頃の自己分析は圧倒的に「素材」不足です。

 

「自分は主体性を持って物事を推し進めるのが好きだ!」と思っていても

新卒でいきなり「じゃあ弊社の最重要プロジェクト任せるよ」と無茶振りされて

にっちもさっちも行かず、自分にプレッシャーをかけて壊れる人も居ます。

 

そんな経験を経て「やっぱり自分は全部任されるのではなく、

ちゃんと指示をもらった仕事の方が得意かも・・・」

という新たな素材(事実)を手に入れて自己分析に磨きをかけるわけです。

 

社会人は常に複雑な利害関係と戦いながら

未知の課題を設定し、うまく行く保証のない施策を自ら立案し、

周囲の反対を押し切って進める恐怖と戦いながら

結果に一喜一憂しつつ、更に複雑な問題を探究しに行く過程を繰り返し

種々多様な挫折や成功を経験し、感情を揺り動かされ、

その中で自己を確立していきます。

 

それだけの素材を以て未だ「自分は何者か?」と多くの社会人が悩んでるんですから

学生時代に手に入る素材(経験)だけで行う自己分析は

そもそも情報が不足しているわけですから、どうしても限界があります。

 

ラーメンを食べた事がないのに

「自分はどのラーメンが一番好きなんだろう?」と考えている状態です。

 

しょうゆラーメン、塩ラーメン、いろいろ食べてから初めて

「あ、自分は塩ラーメンが一番好きだ」とわかるわけですよね。

 

食べたこともないラーメンの味だけ想像して

自分は「梅しそラーメン」が一番好きだ!

なんて、言えるわけがないですよね。

 

自分を見つめ直す系の分析は将来、ほぼ確実に変わります。

だから「こってり系のラーメンが好きかも?」とか

大体の目星がついたあたりで止めたほうがいいです。

 

情報不足で行う自己分析の大半は

「考えている」のではなく「悩んでいる」だけなので

時間が勿体無いし、とても疲れるので体に優しくありません。

 

自分を見つめ直す以外にも、こんな分析を試してみてはいかがでしょう?

 

 

会社ではなく仕事内容で選ぶ

IT業界の企画を志望している方が居たとして

「どんな会社に行きたいですか?」と聞くと

当然ながら、有名な社名がズラ〜っと並びます。

 

でも、そこで気をつけて欲しいのは

 

自分は「仕事内容」に興味を持っているのか?

それとも「有名な会社」に憧れているだけなのか?

 

この2点を区別することです。

 

僕の個人的な見解ですが、後者が圧倒的に多い気がします。

有名なキラキラ企業のイメージに憧れているだけで

仕事内容が具体的に想像し切れていないケースが多いです。

 

それを防ぐためにも、

「その業界で、新卒は誰も知らないような会社でも興味を持てるか?」

と問いかけてみてはいかがでしょう?

 

例えばIT企業での商品企画に興味があるのでしたら

就活サイトで「IT」「商品企画」などと絞り込んで

すでに自分が知っている企業の情報は絶対に見ないで

知らない会社のページだけ見ましょう。

 

どうでしょう?

仕事内容や事業内容、先輩のインタビューを読んで

ワクワクしますか?

「この仕事、やりてぇー!」って思いますか?

 

もしピクリとも心が動かないのであれば

本当はIT企画がやりたいのではなく

LINEとかDeNAとか、よく聞く会社のイメージに憧れているだけかもしれません。

 

であれば「IT企画」という軸は、今後の会社選びから外してもいいかもしれませんね。

また別の「業種」「職種」を組み合わせて、試してみる。

 

こんな具合に「仕事内容」に惚れているのか「会社」に惚れているのか

区別する作業を繰り返してみてはいかがでしょう?

 

たぶん「自分は何が好きなんだろう」と抽象論を考え続けるより

具体的な例をいくつか見て、好きか嫌いか、振り分けた方が

一歩ずつですが、進んでいる感もあって、楽しめると思いますよ!

 

逆に

 

「とにかく誰もが知る有名な企業で働くのが自分の全てだもんね!」

 

と思われるのであれば、

その会社に居られるなら1日8時間、鉛筆を削るだけの仕事でも

喜んで引き受けられるか覚悟を問いましょう。

 

そこまで会社に惚れているのであれば、それは一つの立派な選択です。

 

ただ、会社への憧れで面接を受けると、おそらく選考突破できないと思います。

その昔「ブリーチ」の愛染というキャラが残したセリフが全てです。

 

f:id:shun10982:20170319191925p:plain

(ようやくタイトル回収できた!)

 

企業にとって一番避けたいのは

自社を理解していない学生を採用して、数年で辞められることです。

採用コストと育成コストをかけて、

ようやく企業に利益をもたらすタイミングで辞められる。

 

もう泣きっ面に蜂に塩を塗りたくられるような、トリプルに辛い状況です。

 

だからイメージが先行して、具体的な仕事内容を想像できていないと

とことん落とされてしまうと思います。

 

双方の不幸を避けるためにも

「とにかく◯◯社で働きたいんです!」と思うのであれば

最も地味な仕事をイメージできているか?

それを引き受ける覚悟があるか?

 

などなど、

「イメージと違う」場合の想像を膨らませてみてはいかがでしょう?