薄いブログ〜20代大家の賃貸日記や、週末の朝活など〜

20代ど素人が始めた賃貸経営の話や、週末に運営している朝活の話など〜

謝罪の価値

日本に帰国して驚いたことの一つに

「謝罪の価値」があります

 

異常なまでに謝罪の価値が高い日本

日本って、めちゃくちゃ謝罪の価値が高いと思うんです。

つまり「謝ることが大事」と思っている人が凄まじく多い。

 

例えば自社製品が不具合を起こした時、

真っ先に何をするかと言えば、顧客への謝罪行脚です。

 

すごく不思議だと思うんですよね。

 

だって一番の謝罪は、2度と不具合が起きないよう商品を改善する事だと思うんです。

 

そのために全力を注いでいるのであれば

謝罪行脚のために割ける時間が、どうして生まれるんでしょ。

 

(損失の補填も最高の謝罪だとは思うんですが

 個人的に、それは作り手側に責任を求めすぎな気がするので候補から外してます)

 

謝罪を受けて納得する顧客側の心理も不思議です。

「再発防止のため、商品改善に全力を注ぎます!」と謝罪を受けているその瞬間も、

謝罪行脚に力を割いてる時点で「全力」じゃないんですよね。

 

不具合を営業に伝達する過程で、商品改善に充てられる工数は絶対に削られてるので。

 

 

全力を出していない相手の言うことに、どうして納得できるんだろう・・・

合理性とか計算とか、そんなチャチなもんじゃあない。

 

謝罪会見にかかる時間、他のことに充てたら・・・?

同様に「謝罪会見」もすごく不思議な習慣だと思いました。

あれも、謝罪の準備に凄まじく時間がかかると思うんですよ。

会場手配したり、記者を招いたり、台本を作ったり。

 

だったらその工数を、謝罪の源を正す時間に充てたらいいのに。

 

こんな感じに「まずはキチンと謝罪すること」が

問題解決より重点を置かれているので、

いざ謝罪を受ける側にたった時

 

「この人、この謝罪準備にどれくらい時間をかけたんだろう・・・

 どうしてそれを問題解決に充てないんだろう・・・」

 

と不思議に思ったのが、記憶に新しいです。

 

2度と起こさない事の方が大事では

そのほかにも、日本の謝罪に関する不思議なケースは多々あります。

 

例えば大家をやっていると、家賃を滞納される入居者に巡り会うことがあります。

そんな入居者に電話をかけた、ある日のこと。

 

家家「ちょっと、何ヶ月も家賃が滞納してますね」

 

入居者「はい・・・本当に申し訳ございません」

 

大家「いえいえ、謝罪は不要です。ミスはつきものですから」

 

入居者「すみません・・・」

 

大家「じゃあ、どうしましょう?」

 

入居者「え?」

 

大家「今後、何をしたらいいと思いますか?」

 

入居者「・・・えっと・・・・」

 

大家「・・・銀行で自動振替を設定しましょうか」

 

入居者「あ、はい」

 

 

という具合に、何も考えていなかったんです。

 

僕はこれが凄く不思議でした。

 

家賃を滞納して申し訳ない、という気持ちは持ちつつも

どうしたら滞納を防げるか、考えていない。

本当に「謝れば済む」という思考の極地に達してるんですよね。

 

いかに日本で「謝罪」に高値がつけられているか、思い知らされた瞬間でした。

 

謝罪の影でテヘペロ

というわけで謝罪を受ける側に立ったら

間髪入れずに「じゃ、この後どうします?」と聞くようにしてます。

 

本当に申し訳ないと思っている人なら

「次はこれこれこうして、再発させません」と即答すると思いますし

「えーと・・・」と考え込む人だったら

「とりあえず謝っておくか」と考えて、

頭の片隅でテヘペロしてる可能性が高いです。

 

謝罪の受け手から変わる事が謝罪習慣を変えると思うので

この辺は気をつけて今後も過ごしたいな、と思った日曜の朝でした。